Wi-Fi導入時の初期費用の抑え方

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レンタルスペース特集【田舎×レンタルスペース こぐちさんコラボ記事】

Wi-Fi導入時の初期費用の抑え方

今回は、田舎のレンタルスペース運営に特化したブログ
「田舎でレンタルスペース運営塾」を運営する、こぐちさんとのコラボ記事です!

「田舎でレンタルスペース運営塾」はこちら

また、こぐちさんとの対談YouTubeもぜひチェックしてみてください。

レンタルスペースにWi-Fiを導入する際にどう初期費用を抑えるのか?
という点に焦点をしぼって解説していきます!

この記事のライター

元ソフトバンク株式会社 正社員 
2020年飲食店向けレンタルスペース運営代行BREAKTIME立ち上げ
2021年オンラインであらゆるインターネット回線を日本全国に手配するWi-Fi ONLINE立ち上げ
レンタルスペース第一人者みつ社長のオンラインサロン
                                   「レンタルスペース研究所」Wi-Fiリーダー
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工事費用を抑えよう

多くの方が光回線ではなくポケットWi-Fiを選んでしまう大きな理由の1つが
工事費用がかさんでしまうという事です。

キャンペーンで工事費用が抑えられるタイミングもありますが
通常光回線の工事費用は¥16,000〜¥30,000程発生します。
その為、レンタルスペースを運営している私自身オススメする方法が、
そもそも工事が発生しない物件を選んでしまおう!というシンプルな結論です。

では、工事不要な物件を選ぶにはどうすれば良いか?

それは内見の段階で光コンセントの有無を確認することです!

光コンセントとは、光回線とONU(光回線終端装置)の接続箇所となる差込口のことです。
言い換えれば、電柱から引き込んだ光回線を使ってインターネットを利用するときにつなげる、光回線専用のコンセントです。

光回線とONU(光回線終端装置)の接続箇所となる差込口

画像のようなLANケーブルを差し込むポートが部屋に設置されている物件は
インターネットの契約さえ済ませれば、
契約物件に配送されるONUを接続するだけで
工事不要でWi-Fiを利用する事が可能なのです。

例えば、レンタルスペース運用候補の物件が2つあり
どちらも家賃が同じで片方には光コンセントがあり、片方には光コンセントのない場合、光コンセントが元々設置されており
工事不要な物件の方がはるかにコストを抑えてレンタルスペース運営をスタートする事ができるのです。

また、光コンセントの設置されていない集合住宅の場合、
もそも建物自体に光回線が導入されておらず
ご自身で戸建て向けの回線を独自で引き込まないといけないケースも多く存在します。

すると、集合住宅向けの光回線のランニングコストが¥3,800/月〜¥4,500/月程度に対し
戸建て向けは¥5,200/月〜¥6,500/月程度発生してしまう為
家賃以外のコストがかさむ恐れがあります。

戸建て向けも回線速度が速いなどメリットも多く存在しますが
建物によっては戸建て向け工事が不可能なリスクも発生しますので
どうしてもその物件が立地条件等が良い場合は仕方がないですが、その他の条件が同等であれば
費用を抑えられる光コンセント設置済みの物件を選ぶのがベターな選択です。

また、ゼロから物件選びをする際は特に光コンセントの有無を必ずチェックしましょう

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契約した光回線に適したルーターを選ぼう

次に多くの方が無駄な出費を出してしまう理由が、
オーバースペックなルーターを買ってしまっているという事です。

インターネット回線の契約には、100Mbps〜10Gbpsまで、様々な速度の契約が存在します。

そこでご自身の物件では100Mbpsで契約しているのにも関わらず
ルーターは速い規格が良いはず!と、10Gbps対応の最高グレードのルーターを購入した所で
あくまでマックス値は100Mbpsで、明らかにオーバースペックなのです。

100Mbpsの回線であれば、ルーターは¥4,000〜¥5,000程度で十分目的を果たしてくれますが
ハイグレードなルーターは¥20,000〜¥30,000します。

本来¥4,000〜¥5,000程度で済んだはずの所をオーバースペックなルーターを購入して
¥20,000〜¥30,000支払い、勿体無い状況に陥らない様に注意してルーターを選び、
その分の金額は他の備品の購入にあてましょう。




レンタルスペース運営には最強の物件?家賃・管理費込みでWi-Fiが使える物件はどうなの?

物件契約時に管理会社から、こちらの物件は管理費込みでWi-Fiが利用可能なので自分で契約する必要はありませんよ!と言われるケースがあります。

家賃・管理費込みでWi-Fiが利用できるのなら最もお得では!?と思われる方も多いと思います。はたして本当でしょうか?

答えはYESです!
家賃・管理費込みでWi-Fiが利用できる場合、家賃・管理費自体がぼったくり価格でさえなければ最もランニングコストが抑えられます。


さらに、通常のWi-Fi契約と違い、物件借主が自分で契約する必要がない為
撤退時にいちいち解約したり、解約金を取られる心配もありません。
それはレンタルスペース運営においては大きなメリットとなるでしょう。

では逆に、デメリットはないのでしょうか?

家賃・管理費込みでWi-Fiが利用できる物件のデメリットを3つご紹介します。

家賃・管理費込みでWi-Fi利用を検討する場合には、以下の3点を確認した上で検討しましょう。

  1. 速度が遅い事が多い
  2. 回線が時間帯により混み合う
  3. 光コンセント設置場所の相談ができない

1つずつ解説していきます。

まず1つ目の、”速度が遅いことが多い”についてです。

家賃・管理費込みでWi-Fiを利用するということは、
それだけ格安で利用できる安価なインターネット回線が建物全体に通っているということです。

インターネット回線事業者側が
自社のサービス認知度を上げるためや、薄利多売の商売で利益を見込み、大家さんに営業をかけ、導入していくことが多いです。
その為、現在一般的な光ファイバーではなく、安価で速度の遅いケーブル回線等が引き込まれていることが多いです。

そうすると、レンタルスペースの運用方針によっては適していないことも多いです。

例えば、音楽スタジオや会議室としての利用などでは、
YouTube視聴・ZOOM利用・PCでのアップロード作業が発生します。
そのようなWi-Fiの速度を重視したい運用方針には不向きと言えます。

2つ目の、”回線が時間帯により混み合う”についてです。

家賃・管理費込みでWi-Fiが利用できる物件では、先程も述べている通り、
格安で利用できる安価なインターネット回線が建物全体に通っています。

さらに言うと、安価な回線が建物全体に通っており、それを各部屋に分配されているのです。

つまり、建物全体のWi-Fi利用者が増えるお昼12:00〜14:00頃や、夜の18:00〜22:00のゴールデンタイムには
インターネット回線に負荷がかかり、回線自体が混み合う事が想定されるのです。

以上2つを元に利用者目線を加えて考えると、レンタルスペースを借りる側は、
施設設備にWi-Fi利用可能の記載があれば、安定した回線だと思って利用します。

中には大切な会議や面接、グループでのダンス利用など責任重大な場面も存在します。

大きなクレームが発生するリスクもあるため、
レンタルスペース運用方針によってはご自身で速度の速い、安定したインターネット回線を契約しましょう。

また、一度利用し、Wi-Fi接続までしたお客様は、2回目3回目と利用してくださる可能性が高いです。

リスク回避に加えて速く安定した回線で顧客満足度を底上げし、リピーターの獲得へ繋げ、
Wi-Fi維持費以上の収益を回収しましょう。

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そして3つ目が特殊な事例ですが、
家賃・管理費込みの物件では”光コンセントの設置場所が相談できない”ということです。

通常の工事が発生する物件の場合、工事業者がここに通していいですか?というような確認・相談が可能です。

しかし、家賃・管理費込みで初めからインターネット回線が設備として提供されている場合
光コンセントが最初からついており、ルーターもその付近に置くことになります。

一般的な家庭利用であれば何の問題もない事ですが、レンタルスペース運用にとってはそこが大きな落とし穴になるケースが存在します。

それは音楽スタジオなど、全面鏡張りにしたい時です。

実際にご相談を受けた事例ですが、全面鏡張りにする予定で工事を進めていた際に、途中でこのままでは光コンセントを塞いでしまうことに気づき、工事は中断、オープン日は延期になったそうです。

一般家庭ではWi-Fi導入時に工事業者が来て、光コンセントの設置場所(ルーター設置場所)の確認がありますが、
初めからインターネット回線が導入済みの物件では当然そのような確認はありません。

また鏡の設置方法によっては、
LANケーブルを伸ばしてルーター位置を後から変えるなどの方法を取ることも難しくなります。

LANケーブルを伸ばして対応するにしても、鏡張りの工事を終えてから気がつく・・・なんて事は避けたいですね。

その為全面鏡張りなどのお部屋の大改造を考えている場合にも
ルーター設置場所を相談できるようにご自身で契約する事も検討の余地ありです!

Wi-Fi導入済み物件を最終的に選んだとしても、お部屋の大改造の予定の中に、
ルーター設置場所の確認項目も足して頂くことをお勧めします。

まとめ

以上、レンタルスペース特集第1弾いかがでしたでしょうか?

初期費用の抑え方はまず、工事不要の物件を見抜くこと。

そしてルーターをオーバースペックでない、適正なルーターを購入すること。

そして最もコスパの良い家賃・管理費込みWi-Fi利用可能物件だとしても、

  1. 速度が遅い
  2. 回線が混み合う
  3. ルーター設置場所が理想と違う可能性

といった注意点を考慮し、選択する事が大切ということを解説させていただきました!

こちらのサイトでは過去の相談ログとして日々更新させて頂いておりますので、レンタルスペース運営でWi-Fi選択にお困りの際に是非ご確認下さい!

また、公式LINEでの個別相談も受け付けております。

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今回の田舎×レンタルスペースの達人、こぐちさんとの対談動画はこちら!

こぐちさんは田舎でのレンタルスペース運営のスペシャリストです。

田舎でのレンタルスペース運営でお困りの際は、ぜひこぐちさんのTwitterや YouTubeを覗いてみてください♪

最後までご覧いただきありがとうございました!

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