監視カメラが使えない?Wi-Fi契約時の注意点

レンタルスペース

今回はレンタルスペースや事業所、店舗などでの防犯カメラを検討している方へ注意点をまとめてみました。

今の防犯カメラはネット接続してスマホからリアルタイムで状況が見れたり、ペットの様子が見れるようにご自宅にもペット用のカメラを付けられる方も増えてきました。

とても便利で、安心して過ごせるので導入される方も多い一方で、接続が上手くいかなかったりWi-Fi環境として用意したネット環境で使えなかったりと

知らずに準備をして大変だった。となる事も多いスマートカメラを使う為の注意点や特徴をまとめてご紹介します。

この記事のライター

元ソフトバンク株式会社 正社員 年間個人実績全国4位「いたる」
光回線事業者の比較・案内から手配まで行えるスペシャリスト
レンタルスペース運営代行サービス"BREAKTIME"経営者
レンタルスペース経営者

色々な所から出ているスマートカメラや、防犯カメラですが大体の物がWi-Fi接続が必須となってきます。

Wi-Fiに接続する際の注意点3選

・設定を2.4Gの周波数帯に接続しないといけない。

ルーターには2.4Gと5Gが使える様になって居ますが、5Gの周波数帯では使用出来ない為必ず2.4Gで接続をして下さい。

・Wi-FiルーターがIPv4が使えるものかどうか

IPv6での接続では利用出来ないもの、IPv4とIPv6を自動切り替えするルーターでも接続が出来ないカメラもあります。

・SoftBank Airでは接続が出来ない仕様になっている為、カメラを繋げる事が出来ない。

これはSoftBank Airの仕様として、外部IPアドレスを指定してアクセスを必要とするものがセキュリティ上制限されてしまう為使えません。

よく見るトラブルとして3点上げましたが、今回深掘りしていきたいのがSoftBank Airで防犯カメラ、スマートカメラが使えない理由を詳しく説明していきます。

まず、ソフトバンクの公式サイトに表記されている注意事項として「影響を受ける可能性がある利用形態」の表記があります。

  • オンラインゲームの一部(UPnP対応設定、ポート転送設定を必要とするもの)
  • 外部向けサーバーとしての利用、外部からのリモートアクセスの一部
  • 外部からIPアドレスを指定してアクセスを必要とするもの
  • Dynamic DNSを利用しての外部からのアクセス

これらはSoftBank Airに対する外部からの攻撃を防ぎ、安定したサービスを提供する為の制限となります。

ただ、今回はそれがスマートカメラが利用出来ない仕組みに関わってきます。

スマートカメラや防犯カメラは性質上、IPアドレスを設定しなければいけないのですがSoftBank AirにはグローバルIPアドレスがない為設定する事が出来ません。

防犯カメラなどをWi-Fiに繋いでリモートで見る為には、Dynamic DNS(DDNS)などIPアドレスが固定されていない設定になっていると、インターネットへ接続のたびにIPアドレスの数値が頻繁に変わることが原因で繋がらなくなってしまいます。

そのためネットワークカメラなどを接続してその度、別のURLを入力しログインし直さなければならない状態になります。

これを直すためには防犯カメラやスマートカメラのネットワーク設定でDDNSの項目を固定のモードに変更して再設定するか、そのインターネット回線のIPアドレスをウェブブラウザのGoogle ChromeやSafariなどで開いて、手動設定でIPアドレスを固定しなければなりません。

このIPアドレスを固定する、が外部からIPアドレスを指定してアクセスを必要とするもの、に関わってくる為SoftBank Airでスマートカメラの設定が出来ない理由の一つになります。

次に、セキュリティシステムを提供しているサービスの専用サイトから監視カメラの映像をパソコンやスマートフォン、タブレットなどで閲覧するためには、カメラの製品に割り当てられたポート(port)の番号の解放という設定が、必要になります。

パソコンからウェブブラウザを開いて契約されたISPのIPアドレスをURLアドレスの欄に貼り付けて開きます。

そして、インターネットサービスプロバイダ(ISP)の専用サイトのページでマニュアルに従って番号を指定して許可する、といった設定を行う必要がありますがSoftBank AirにはIPアドレスがない事、ソフトバンクのサイトでポートの解放がSoftBank Airでは出来ない事から設定が出来ません。

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まとめ

以上の理由から、レンタルスペースや事業所での防犯カメラやスマートカメラを導入しようと考えている方は光回線の利用をオススメします。

回線速度、安定性を考えても光回線での利用のメリットが大きくなるので光回線を含め検討して頂けると幸いです。

auやドコモからも置き型のホームルーターが出ていますがSoftBank Airと同じような仕組みになっているのでご注意下さい。

以上、防犯カメラ、スマートカメラをWi-Fiで利用する際の注意点のご紹介でした。

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